
気になってた
孤独の中華そば「江ぐち」を夕方から読み始めて一気に読んじゃった
江ぐちの店員に「タクヤ」とか「アクマ」とか「オニガワラ」なんてあだ名を付けて仲間と遊んでて
そんでその人達の似顔絵を画いたりして本にしたんだ
著者は店名を隠すつもりが本のデザインに店名が出ていて慌てるんだがそのまま出版されてしまう
面白おかしく実在の店や店員を揶揄してるわけで
店名出しちゃマズイだろ
これ読んだ当時はただ面白かっただけなんだけど
今考えると同じようなことブログでも出来るんだよね
特定の店からかって画像や動画のアップ
こんなこと自分のブログでやったら非難されると思うんだ
「本で出版した」から許されて「ブログ」じゃ駄目なんて道理は無いし
むしろ逆だろ
実在の店と店員ネタにして本出してそれで金儲けかよ
ってな批判が出てくるんじゃないか
著者もそんな気分でひどく悩んでんだよな
そこがまあ面白いんだけど
「この本の存在を店の人は知ってるのか」
「自分の顔は著者としてバレてるのか」
なんて悶々と悩みながらも「店に行かないのは卑怯だ」ってな考えでビクつきながら江ぐちにかよう著者の様子が笑える
早い時期にバレてたみたいなんだけどね
アクマもオニガワラもやめてしまったある日タクヤが
「とうとうひとりになっちゃった」って話しかけてくるとこは泣いちゃったよ
久々に面白い本読んだ